お尻が黒ずむ原因
お尻に黒ずみが出来て悩んでいる女性は意外と多いんです。雑誌やネットのお尻のお悩みアンケート調査などでも、ザラザラ肌やニキビに続き、黒ずみがランクインしていました。
普段はあまり人目にさらされないですし、見えない部分でもあるので、「恥ずかしさ」も倍増して、人に相談しづらく、ひとりで悩んでる方も多いみたいです。
実はお尻って、体の中でも非常に黒ずみが出来やすい部位で、普段の生活しているなかにも黒ずみの原因になっていることが結構あります。
こちらのページでは、お尻に黒ずみが出来る原因や、その予防方法とケアについて分かりやすく解説しています。
黒ずみが出来る理由を知ることで予防ができますし、治すための正しい対策をとる事ができます。そして、なぜそのケア方法が良いのかといったような理解も深まるかと思います。
また、お尻の黒ずみ用に開発された専用のケアクリームの選び方についても解説しているので、併せてご覧いただくと、お役にたてるかと思います。
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お尻に黒ずみが出来る3つの原因
お知りに出来た黒ずみを、昔のようにキレイな状態に近づけていくには、まず黒ずみが出来るメカニズムやその原因を知っておくことが大切です。
黒ずみが出来るメカニズムは体の他の部位とほとんど同じですが、お尻は角質層が分厚く日常生活は座る機会が多いので、常日頃から圧迫されているなど、お尻特有の生活環境がより黒ずみが出来やすくします。
また、下着などで密閉されている時間が長い部位でもあるので、蒸れや吹き出ものといった肌トラブルを抱えやすいのも黒ずみの温床となります。
また、生活習慣の乱れや加齢によって女性ホルモンのバランスが崩れ、ターンオーバー(肌の生まれ変わりのサイクル)が正常に働かなくなり、黒ずみを発生させやすいこともわかっています。
では、それぞれ分かりやすく解説してみましょう。
お尻に黒ずみが出来る原因1、お尻は日常的にに圧迫や摩擦にさらされる
まず、お尻は座っている時に体重のかかりやすい部分です。お勤めされている方も主婦の方も、日常的に座っている時間はかなり長いのではないでしょうか。座るという行為はお尻を圧迫し、血流を悪くします。血流が悪くなればターンオーバーにも影響がでます。
人間の体には防衛機能があって、肌をダメージから守るあため肌の奥にあるメラノサイトが、メラニン色素を生成させますが、これが肌の表面に出て沈着することで、肌が黒ずんで見えるようになります。
長時間の圧迫によりメラニン色素が作られるわけですが、ターンオーバーが正常であれば、色素沈着が起こる前にメラニン色素が排出され、黒ずみになりにくいんです。しかし、圧迫は血流を悪くして正常なターンオーバーも阻害するので、そういった意味でもお尻は常に、かこくな黒ずみになりやすい肌環境に置かれています。
さらに、誰でもそうですが、下着を身に着けている時間が長いというのも、お尻が黒ずみやすい原因です。下着は肌と密着しているので、動くたびに摩擦を生じさせます。下着から解放されるのは一般的に入浴中か着替えるときなど限られていますから、ほとんどの時間を摩擦にさらされるわけです。
摩擦は、圧迫されている時と同様に、肌が自分を守るためにメラニン色素を発生させ、色素沈着を起こしやすい肌環境を作ります。また、摩擦による刺激は角質層を分厚くしますので、黒ずみだけでなくザラザラやブツブツ肌の原因にもなっています。
お尻に黒ずみが出来る原因2、ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスを崩してしまうのも、お尻に黒ずみが出来る原因のひとつとされています。女性ホルモンは女性にとってとても重要ですが、睡眠不足やストレス、運動不足や食生活の乱れなどによってホルモンバランスが崩れることがありまます。
また、女性は加齢や月経、妊娠や出産などによってもホルモンバランスが崩れやすくなり、ホルモンバランスの乱れは体のあらゆる部分で支障をきたします。
例えば、ホルモンバランスが崩れると肌のターンオーバーも乱してしまうため、メラニンの排出がうまくできなくなるとされています。そのためメラニン色素が沈着しやすくなり、黒ずみの原因となってしまうわけです。
お尻に黒ずみが出来る原因3、ニキビやブツブツといった肌トラブル
お尻に傷ができたり、吹き出物(ニキビ)ができたりするなどの肌トラブルが原因となることもあります。分厚く固くなった皮膚は毛穴が詰まりやすいとされ、細菌の繁殖や色素沈着が起こりやすい状態です。
そのため何度も吹き出物ができやすい悪循環に陥ってしまいます。また、ボディソープや保湿クリームなどが合わず、肌トラブルを起こすこともあります。他に、あせもやかぶれ、ブツブツといった肌トラブルも黒ずみに繋がります。
お尻の黒ずみ予防とケア|6つのポイント
お尻に黒ずみが出来るのは、日常生活が大いに関係していることがご理解いただけたかと思います。ケアするには、お尻に黒ずみが出来る原因となっている、摩擦や圧迫、ホルモンバランスの乱れや肌トラブルなどへの対策が重要です。
次は、具体的なケアの方法についてご紹介します。どれも自宅でこっそり行えるような簡単なものですが、お尻黒ずみの原因を踏まえてのものなので、ある程度時間はかかると思いますが効果的な方法になります。
お尻の黒ずみ予防&ケア1、下着は摩擦の少ないものを
お尻の黒ずみの原因のひとつに摩擦が挙げられますが、身に着ける下着に気を使うことで摩擦を少なくすることが出来ます。例えば、サイズが合っていない下着を付けている場合は、ご自身にフィットするサイズに変えます。
また、ナイロン素材など化学繊維のものを頻繁に身に着けている場合は、コットンなど肌に優しい自然素材のものに変えるなど、摩擦が少なくなる工夫を行ってみて下さい。特に締め付けの強いものや化学繊維の下着は、肌へ刺激が強く摩擦も多いので、まずは刺激が少ないものを選びましょう。
またデザインがいつも同じものを使用していると、同じ部分ばかりに摩擦が起こってしまいます。黒ずみが気になったら、デザインも気にしてみましょう。
お尻の黒ずみ予防&ケア2、クッションを置くなどして圧迫を少なくする
お尻は座る際に特に体重がかかる部分で、圧迫される力も強くかかります。長時間座る仕事をする方は、できるだけ体重を分散できるようなイスやクッション、座布団などを敷くようにして下さい。
お仕事でなくても、勉強で座ったり、私生活での食事や団らん、車を運転している時など、日常生活の中でもかなりの時間お尻は圧迫されているので、出来る限り圧迫を少なくする工夫を行ってみて下さい。また、こまめに立つなど、座りっぱなしの状態を極力減らしましょう。
お尻の黒ずみ予防&ケア3、必ず保湿ケアを行う
お尻の保湿ケアは必ず行うようにして下さい。お風呂上りなど、顔や腕、足といった部分については皆保湿を行っていますが、お尻へのケアは、案外無頓着な人が多いようです。ケア方法の中でも保湿は特に重要で、ブツブツやザラザラ、ニキビ予防のためにも保湿ケアが重要です。
肌が乾燥すると肌バリアが効かなくなり、ダメージを受けやすくなります。ダメージを受けると肌の防御機能が働いてメラニン色素が生成され、色素沈着による黒ずみが生まれやすくなります。できれば、お風呂上りだけでなく、こまめな保湿ケアを行うようにするとより効果的です。
その際、やさしくマッサージをすることで、血行を促進できます。詳しくは後述しますが、この時に使う保湿クリームや化粧水を、お尻の黒ずみ用ケアクリームに変えると、改善効果がかなり高くなります。
お尻の黒ずみ予防&ケア4、生活習慣を見直しホルモンバランスを整える
ターンーバー(肌の生まれ変わるサイクル)を正常にするため、生活習慣の見直しを行うのも有効です。例えば、早寝するようにして睡眠時間を確保したり、熟睡できる工夫のされた寝具を使うようにして睡眠の質を高めたり、よくお酒を飲まれるようであれば、量を控えめにし飲む時間も短くしてみるのも良いと思います。
食生活については和食を中心に規則正しく適量を。また、メラニンの生成を抑える作用のあるビタミンCや、ビタミンBやEもホルモンバランスをサポートしてくれます。食事からとるのが難しそうな場合はサプリなどを活用してみて下さい。
ストレスを溜めないようにするのも重要ですが、家事やお仕事、人間関係といったストレス要素を全て取り除くのは、なかなか難しいでしょう。ただ、睡眠時間の確保もストレス軽減に役立ちますし、食生活を見直すことで健康になり、ストレス耐性が上がることもあります。
一日のうちに数分だけ、無理矢理にでも悩みを忘れる時間を作ってみたり、ストレス解消についてネット検索して自分に合ったものを見つけたりするのも手ですし、メンタリストのYouTubeを参考にするってのも意外にハマるかもしれません(笑)
どうしても乱れがちになってしまうホルモンバランスですが、規則正しい生活をすることが重要です。まずは出来る範囲から少生活習慣を見直していきましょう。
お尻の黒ずみ予防&ケア5、お尻を清潔の保つ
お尻の肌トラブルを避けるためにも、なるべく清潔さを保つように心がけましょう。毎日のお風呂だけじゃなく、肌拭きシートなどを携帯して、お手洗いのついでに臀部を拭いてあげたりする習慣をプラスするだけでも予防効果や、改善をサポートする効果があります。
お尻の黒ずみ予防&ケア6、専用のケアクリームを併用する
お尻に出来る黒ずみの原因と、自宅で出来る「お尻の黒ずみ対策」についてお伝えしてきました。お尻の黒ずみに悩まされている人であれば、自宅で出来る「お尻の黒ずみ対策」をしっかりと実践することで、ある程度の改善が可能だと思います。
それにプラスアルファで、お尻の黒ずみやブツブツ、ニキビ跡などをケアできるヒップケアクリームをプラスアルファで併用するのがおすすめです。黒ずみケアクリームは様々なものが販売されているのですが、お尻の皮膚は分厚く、通常のケアクリームでは有効成分が肌の奥まで浸透しにくいため、なかなか効果が出ないといった特徴があります。
このため、お尻の黒ずみには「お尻専用のヒップケアクリーム」を選ぶことがポイントになります。それも、根拠のしっかりした成分構成で、口コミでの評判が良い製品が安心でしょう。ヒップケアクリームを使うメリットは黒ずみ改善効果のプラスアルファだけでなくて、肌を引き締めてお尻のたるみを改善させてくれる成分を含んだものが多いことです。つまり、魅惑のヒップアップが若干でも期待できるところ(笑)
公表されている範囲ですが、一応、口コミが良くて人気のあるヒップケアクリームについて、良い評価が出来るものを調べてからまとめましたので、こちらもご覧になってみて下さい。
こちらです⇒ お尻の黒ずみケアクリームおすすめ比較ランキング
お尻の黒ずみ用ケアクリーム 使い方のポイント5つ
お尻の黒ずみを上手にケアするには、専用のクリームを併用するのが効果的なのはお伝えした通りですが、ケアクリームの使い方次第でより効果を高めることが出来ます。
先に言ってしまうと、お尻黒ずみ用のケアクリームを塗る際に、簡単なマッサージを取り入れると良いんです。
ケアクリームを塗るだけじゃなく、マッサージを取り入れることで、血の巡りを良くして新陳代謝を促すことにより、肌のターンオーバーを正常にし、同時にヒップアップ効果をもたらしてくれます。
それでは、ケアクリームを塗る際、同時に行う簡単なマッサージについて、順を追って説明していきます。
お尻の黒ずみケアクリーム使い方1、入浴後に行うのが効果的
お尻の黒ずみ用ケアクリームは、お風呂上りに使うのがおすすめですが、マッサージが効果的なのも同じく入浴後です。汚れを綺麗に落とし、温まって血行が良くなっているので、ケアクリームの成分が浸透しやすく、マッサージの効果も一番得やすいタイミングです。
お尻の黒ずみケアクリーム使い方2、ケアクリームはケチらずたっぷり目に
製品によって異なる部分もあるかもしれませんが、ケアクリームはケチらずたっぷり目に手に取るようにします。手の平に5百円玉くらいの量を目安にしてるものが多いです。
お尻の黒ずみケアクリーム使い方3、お尻の下部より上に向かってマッサージ
ケアクリームを両手にたっぷりと付け、お尻の下の方(太腿付近)から上へ向かって、手の平で持ち上げるようにマッサージします。※握りこぶしを作って行ってもOK
お尻の黒ずみケアクリーム使い方4、お尻の下部分を揉み揉み
次に、お尻の下の部分を揉み揉みとマッサージします。両方いっぺんに行っても良いですし、体が硬くてやりにくければ、片方ずつやっても構いません。血が巡り、温かくなってくるまで、3・4を繰り返し行ってください。
※お尻にできものがある場合は、その部分を避けて行ってください。
まとめ
摩擦や圧迫、肌トラブルやホルモンバランスの乱れなど、お尻に出来る黒ずみの原因は日常生活の中にたくさん存在するのはお伝えしてきた通りです。
このため、日常生活のなかでなるべく原因を取り除いてあげることが対策になります。
・摩擦が起こりにくい衣類を選ぶ
・座るところにクッションや座布団を置いて圧迫を少なくする
・保湿をおこなう
・ホルモンバランスを崩さないような生活習慣を心がける。
これに、お尻の黒ずみやザラザラ、ニキビ跡などをケアできる、専用のクリームを併用することで、改善効果が高まることは確かです。人によって効果を実感できるまでの期間は違うと思いますが、腰を据えてコツコツとケアをしていけば、良い方向へ向かうことができますので、慌てずじっくりと実践していってみてください。
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